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「ふるさとに恩返しを」
山陽新聞
2010年6月11日付
紹介されました

以下、記事より抜粋


「夢の米進出へ
 福山で集大成」

ふるさとに恩返しを

尾道をはじめ風光明媚な瀬戸内を撮り続ける写真家中元紀子(世羅町伊尾)さんが、
念願だった米国ニューヨークでの個展開催の道が開け、
これまでの集大成として11月に福山市沼隈町上山南の弥勒之里美術館で個展を開く。
今回で国内の展覧は当面休止する予定で
「ふるさとへの恩返しのつもりで最高の作品をお見せしたい」と意欲を燃やしている。


個展のタイトルは10年来のテーマとしている「ふるさと」で
11月13日から12月12日まで開催。
時を刻んで趣がある昭和初期の和洋折衷の建物、
うららかな陽光を浴びている猫、
満開の桜に包まれた千光寺公園など、主に尾道の魅力を切り取った作品から
よりすぐりの50〜60点を展示する。

中元さんは福山市出身で、岡山市の専門学校を卒業し、
同市の写真家に5年間師事して腕を磨いた後、2003年に福山に戻って独立。
05年に尾道市に拠点を移し、瀬戸内の文化と歴史が薫る尾道の町並みや風物などを
カメラに収めてきた。09年から世羅町。

福山、尾道、岡山など地元を中心に開いてきた展覧会は70回以上を数える。
作品が広く認められるようになり、昨年は東京・銀座のギャラリーで
尾道観光協会主催の観光写真展を企画し、注目を集めた。

瀬戸内の魅力を内外に発信することに情熱を燃やし、
05年にはミス尾道を務めた中元さんは、以前から海外での個展を夢見ていた。
作品が米国の美術関係者の目に触れる機会があり、開催の話が持ち上がったことから
今回の個展を一区切りにして、発表の場を米国に移すことにした。

中元さんは「狭いところに海、山、人家、工場のある瀬戸内の光景は、
まるで日本の美しさをギュッと詰め込んだ縮図。
この地で撮った写真を海外の人たちに見てもらい、魅力を伝えたい」と話している。

(原英昭)